森内農園のメロン
肥後グリーン
もともとは熊本県の産地限定品種でしたが、現在は、各地で栽培されるようになっています。
収穫は6月中旬から7月中旬にかけて行われ、形は多少の長球形となっており濃い緑色の地にネットと呼ばれる網目が入っています。ネットの入り方に特徴があり、通常よく見かけるネットより、細切れで高さの低いネットになっています。
果肉は柔らかく、糖度もメロンの平均が14度前後であるのに対し16度前後と非常に高く、シャキシャキの食感とメロンの甘さ・コクが口いっぱいに広がるジューシーなメロンになります。
また、比較的日持ちする品種になります。
アールスメロン
アールスメロンは別名マスクメロンと呼ばれ、広く知られているメロンになります。
このアールスメロンというのは品種名ではなく、「アールスフェボリット」と呼ばれる品種があり、その品種の改良を重ねていくうちにたくさんのアールス系メロンが誕生しました。
それらのアールス系メロンを総称して、アールスメロン(マスクメロン)と呼んでいます。
収穫は7月下旬~8月初旬、11月中旬に行われます。
見た目は球形で皮に細かく、深さのあるネットが入っており、恐らくメロンといえばこの見た目というくらい広く知られている形になります。
完熟すると上品な甘みと香りがし、みずみずしくなめらかな口当たりになります。
メロンの保存方法と食べごろの見極め方
保存方法
メロンは冷蔵庫で保存してしまうと追熟が進まず、柔らかくなりません。
まずは常温で保存し、食べごろに熟してきたら冷蔵庫で保存します。
20℃~25℃で追熟させるのが理想的で、通常、収穫後おおよそ1週間が追熟の期間とされています。しかし、メロンによって熟すまでの期間は違って来ることもよくありますので、食べごろを見極めることも大切です。
食べごろ
食べごろはメロンの品種によって見極め方が異なります。
ネット系の肥後グリーンやアールスメロンはおしりの部分が柔らかくなってきたら食べごろです。
ノーネット系のプリンスメロンなどはおしりの部分を少し強めに押し、弾力を感じるくらいが食べごろです。また、共通する食べごろの見分け方としては、甘い香りがしてきて、ツルが枯れてきたらおおよその食べごろになります。